フェロモン調教済みお姉さまとふたなり後輩のおしまい記念日
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「さ、召し上がれ。冷めすぎると味が落ちるから、途中でポットから継ぎ足して構わないよ」
三ッ星宜蘭は大学近くのアパートに住む大学3年生。男装の麗人を思わせる長身と、女性にしては少しハスキーな声が特徴的で、高校時代から今に至るまで「お姉さま」と多くの後輩に慕われている。
そんな彼女が今しがた淹れたハーブティーを供されたのは陽明楓。宜蘭と同じ学科の後輩にあたる大学1年生であり、いかにも女の子女の子した服装と、やや低めの身長。どことなく「妹」という単語を思い起こさせるが、楓は両性の特徴を併せ持つ、俗に言う「ふたなり」と呼ばれる身体的特徴の持ち主だ。
とある相談事のために宜蘭の家を訪れた楓は、合間の雑談で精神の安定のためにハーブティーを試してみたいと口にしたところ、ちょうど宜蘭が買い置いていたハーブティーを試してみることになった。
「ありがとうございます。ハーブティーは落ち着くって聞いたんですけど、詳しくないからお姉さまのおすすめしてくれたものから始めてみたくて」
はにかんだ楓がティーカップを持ち、顔の前でゆっくりとハーブティーの薫りをその身体に取り込み、瞼を緩やかに下ろす。
「いい匂い……」
楓はその身体的特徴に関連して学生生活で幾度かの不便を経験していたが、時折自宅に招いてお茶をご馳走してくれる宜蘭を信用に足る人物だと感じ、いろいろと相談に乗ってもらっていた。宜蘭自身は楓と同じふたなりではなかったが、相談した秘密は堅く守られていたし、何より宜蘭は優しく、ただただ話を聞いてくれるところが好きだった。
ふーっ、ふーっ…… こきゅ、こきゅっ……
楓がハーブティーの香気を堪能し口に運ぶのを見て、一方の宜蘭の心の中は昏い笑みで満ちていた。ハーブティーに用いたのは、古来より新婚夫婦の寝室に置かれる媚薬作用のあるもの。流通が制限されるほどに強力なものではないものの、ふたなりは交感神経と副交感神経のバランスが少し変化するだけで性衝動が強く出てしまうというのは有名な話。おそらく十分すぎるほどに効果を発揮してくれるだろう。
ふたなりの恐ろしいところは、そのフェロモンにあると言われる。どんな鉄の乙女だろうと乱れさせるとまことしやかに囁かれるその芳香は、お姉さまとして、理性的な年上として振る舞っていた宜蘭を、既に後戻りできないところまで蕩かしていた。でなければ、後輩に媚薬じみたハーブティーを飲ませるなど、正気の沙汰ではない。
自らのスレンダーな身体がベッドの上で楓に蹂躙され、多くの女性にお姉さまと慕われる自分が、涙とよだれを垂らしながら楓とそのふたなりおちんぽに慈悲を乞う様を想うと、宜蘭の期待は膨らみ、手を触れるまでもなく自らの蜜壺を潤した。
しかし、楓も楓で、何の下心も無く宜蘭の家を訪れた訳ではなかった。確かに宜蘭のことは信頼しているし、数々の悩み事に耳を傾けてくれたことに感謝している。それは間違いない。しかし、ふたなりという生物が行う思考の主導権は、しばしば脳ではなくちんぽが司る。困っていた私に手を差し伸べてくれる恩人、落ち着いて格好いいお姉さまへの親愛と信頼は、いつしか劣情と衝動に取って代わられた。
私の言葉に傾けられる耳を舐めねぶりたい。上品に微笑む唇を快楽に歪ませたい。少しハスキーな声でちんぽ乞いをさせたい。肩へと続くなだらかでなめらかな喉でちんぽを扱かせたい。スレンダーなのに存在感のある乳を捏ねたい。綺麗にくびれた腰を抱えておまんこでおちんぽをぎゅっぎゅっと搾ってもらいたい。ほっそりと締まった尻を鷲掴みにしたい。すらりと長くしなやかな脚を快楽で痙攣させたい。
人生において何度も何度も楓を苛んできた欲求は、本人の預かり知らぬところで盛られたハーブの効能もあり、一服の合間合間で交わされる雑談をしていよいよもって耐え難いものとなってくる。
幼い頃は幼いなりに、未分化な性的欲求を健全な遊びや運動といった、幼年期ならではの体力と感情の爆発が抑えてきた。しかし、彼女の成長は自身の体力を歳相応のものにし、感情を穏やかに誂えた。無論、そうなればふたなりの肉欲は高まるばかり。だが楓は同年代のふたなりと比較すれば驚異的とも言える精神力でこれを抑え、これまで如何なる女性とも関係を持ってこなかった。
故にと言うべきか。十余年に渡って肉の悦びを知らぬよう抑圧され続けた楓の思考と、それを司るちんぽは目の前の雌を襲っていいものか判別がつかなかった。厳密には、襲いたいのは山々だったもの、実に気の毒なことに、襲った後の関係やら何やらを、ちんぽではなく頭で考えることができてしまっていた。
「えっと、ごめんなさい。ここのところずっと気持ちが張り詰めていたせいか、落ち着いたらちょっと眠くなってきてしまって……」
だから、楓は逃げの一手を打った。関係を壊さないために。これからもお姉さまと後輩という関係を続けていくために。普段ならば宜蘭も楓の身体的特徴を承知しており帰宅を拒まない。しかし。
「ここのところは今まで以上に辛そうだったものね。顔色も良くないし、少し休んでいくといい」
宜蘭は体裁だけ取り繕った提案を口にしながら、楓を寝かせるために自分のベッドを整え、ワンルームの照明を暗いものに切り替え、光と音を遮るには十分な分厚いカーテンを閉めた。その手際は余りにもよく、楓に提案を辞する時間を与えないほど。そのままハーブティーのカップを洗うためにシンクに立った宜蘭の口元は、自ら快楽に歪まされようとしているとは思えないほど嗜虐的に歪んでいる。
一方の楓はいそいそと席を立ち、宜蘭の整えてくれたベッドへ向かう。宜蘭に改めて声は掛けない。掛けられないのだ。先ほどから理由も分からずイラついたふたなりちんぽが天を衝き、席を立つだけでスカートを裏地から突き破らんばかりに押し退け、花も恥じらう乙女には耐え難い羞恥と快楽を与えているためだ。
こちらに振り向かれれば恥ずかしいふたなりテントを張っているのがバレてしまう。楓はあたかも緊張の糸が切れたかのように、実際は音が聞こえそうなほどに激しい鼓動で全身とちんぽに血液を送り込みながらベッドに潜り、布団をかけて目を瞑った。当然だが寝付けないし、その予感はない。眠れてしまえばどれほどよかったことか。
キッチンに背をむけて横になる楓を包み込む布団は、仄かに、しかし普段鼻腔をくすぐるそれよりも遥かに濃く、甘ったるい宜蘭の匂いに満ちており、決壊を間近に控えたダムを削るビーバーのように楓の理性を蝕み、息が荒く浅くなっていく。
「ふー、ふー、ふーっ、ふーっ、ふーふーふーっ」
もはや楓はちんぽに抗うことはできなかった。布団がもぞもぞと蠢いているのが見えないように、信頼するお姉さまの布団で気持ちのいいびゅっびゅしようとしているのが露見しないように、ゆっくりと、細かく腰を振って、ショーツからはみ出した勃起ちんぽをスカート越しにベッドに擦り付け続ける。
すりっ…… すりっ…… ねちっ…… すりっ…… ずりっ…… ねちゃっ……
ふたなりにとってまれによく発生する事故である、不慮の勃起の隠しやすさで選んだミッドナイトブルーのローンスカートに、日常ではつくはずのないシワと我慢汁の染み、そして性臭が刻まれる。
そうしてあともう少しで気持ちよく射精せそうな瞬間、普段より少し控えめな、その分身体によく響く宜蘭のハスキーボイスが頭上から響く。
「楓、起きてるかな?」
心臓が締め付けられる。血管を動揺が駆け抜ける。快感で溶けそうな身体が凍りつく。呼吸が浅く苦しくなるけど、最後の理性が無理矢理眠ったときの深い呼吸を装う。ただ、いまにも射精しそうなちんぽだけが熱を持ったまま、永遠のような一瞬が過ぎる。
いま楓が顔を向ければ、暗い部屋でも光るように潤む瞳、だらしなく緩んだ唇、興奮で糸を引く唾液、紅潮した肌、全てが浅ましい発情を肯定してしまうのは、他ならぬ楓自身が知っていた。だから、狸寝入りをする他なかった。そして、それこそが宜蘭の思う壺だった。
「狭いだろうけど、私も疲れちゃったから一緒に寝かせてもらうよ」
布団がめくられ、熱気と先走りの臭いがワンルームに拡散する。宜蘭は気づかぬふりをして布団に潜り込み、楓が半分うつ伏せのように横になった背中側に、楓の背中を見るように、同じ向きで横になる。
布団の中に満ちる宜蘭の匂いが濃くなり、楓の鼻腔から彼女自身を更に苛む。自分のものではない熱を背中に感じ、それにすら浅ましく欲情を刺激される。思考が山崩れのようにぐちゃぐちゃになった頭に衣擦れの音と、くちゅりと粘液質な音が響く。それは楓の身体から出た音ではないことに気づいた瞬間、楓の頭が混乱で今度は真っ白になった。
宜蘭は楓の背後の狭い空間で部屋着のショートパンツとショーツを下ろし、自らの蜜壺に指を潜らせていた。
楓がベッドで我慢できなくなっているのも知っている。布団をかけていてもあんなにいやらしい匂いをさせていればバレバレだったが、楓がそれでも手を出さないので、宜蘭は更なる据え膳を用意することにした。即ち、「出来上がった」宜蘭自身である。
つぷ、つぷ、ぷちゅ、ちゅぷ、ぷちゅ、ちゅぷ……
布団越しに淫猥な音が響く。
くちゅ、くちゅ、ぬちゃ、ぬちゃ、じゅっ、じゅっ……
触れても動かしてもいないのに、楓のふたなりちんぽが更に大きく、硬く、脈打つ。思わず楓が息を呑んで。
ぐちゃ、ぐちゃ
その僅かな楓の身じろぎを合図にしたように、水音が止んだ。
「ねぇ楓。楓が、イカせて」
楓の耳元で宜蘭のハスキーな声が囁き、楓を片腕で抱きしめるようにして、宜蘭が楓の手を後ろから取る。宜蘭の指先は人肌より少し熱い粘液に塗れていた。
ちゅぷ……
後ろ手になった楓の右手が、宜蘭に包み込まれるように、絡みとられるように宜蘭の花弁に誘われる。柔肉と雌蜜の感触。戯れに女性器を慰めるときとは似ても似つかない、腫れぼったく熱っぽい、ぐちゃぐちゃの肉壺。中の襞と締めつけは、いままでコキ潰してきたどんなオナホールよりも楓のちんぽの期待を煽りに煽り、何かがぷちんと切れた気がした。
犯す。この雌を犯す。楓が20年近い人生で温め、拗らせ、膿ませ、歪ませてきた性欲が、三ッ星宜蘭という一匹の雌に向けられる。この瞬間、三ッ星宜蘭と陽明楓の関係はお姉さまと後輩のそれではなく、ふたなりザー汁コキ捨て用の雌とその持ち主になった。
楓は身体を半回転以上させて、宜蘭に対するマウントポジションを即座に取る。右手が宜蘭のおまんこからずるりと抜け落ちた瞬間に、愛液に塗れた楓の細い指が、布団の中で誰にも見られずに自己主張する宜蘭の陰核を意図せずなぞった。
「イ゛っ゛!……っ!きゅっ……っ!」
楓の背後で公開オナニーをしておちんぽを煽っていた宜蘭には、当然それ相応の性感が積み重ねられていた。肉豆を刺激された宜蘭は器から水が溢れるような不意打ちアクメに震え、瞼の裏に星を散らす。
「ふうん。お姉さま、自分だけ気持ちよくなったんですね」
他人の家で、ベッドを借りてオナニーを始めた自分を棚に上げ、楓は宜蘭を、お姉さまを弾劾する。その脚は湿ったスカートと蒸れたショーツが手早く抜き取られ、目の前の雌を堕とすべく狂犬じみてふたなりちんぽが涎を垂らしている。
「私のちんぽ、お姉さまのせいでこんなにおっきくなっちゃったんですよ?」
宜蘭がしたことをなぞるかのように、楓は組み敷いた宜蘭の手を取り、自らの性器に触れさせる。それは宜蘭のものと同じように熱く、そして宜蘭のものとは全く異なる硬さを持つ、宜蘭には無いふたなりちんぽ。
「ねぇお姉さま」
もはやぴゅっぴゅすること以外考えられないふたなりにベッドの上で組み伏せられているのに。
「私、お姉さまにちんぽイライラさせられて、とっても苦しくて、今にも狂ってしまいそうなので」
ベッドについた腕で左右の逃げ場を塞がれているのに。
「お姉さまの準備万端な雌穴、使わせてもらいますね?」
薄暗い部屋の僅かな光を照り返すほどに大事なところをぐちゃぐちゃにしているのに。
「か、えで」
そんな蕩けた雌穴と雌顔を晒した宜蘭が辿る結末は、火を見るよりも明らかだった。
ずちゅちゅりゅりゅ……
「あっ、ふぅぅぅぅー……」
「やあぁぁっ、あぁぁっ!」
まるで温泉に浸かったときのような気の抜けた声を出す楓と、対照的に切羽詰まった声を上げる宜蘭。しかし二人の脳が性感で灼かれていることは共通していた。
ずっ…… ずっ、ずっ…… ずっ、ずっ、ずっ、……
宜蘭の不意打ちダウン済おまんこが、楓のふたなりちんぽを迎えいれ、肉襞が貪欲に食らいつき、液体という液体を逃がさないと言わんばかりにこそげ取り、搾り取る。しかし、これまでの人生で抑圧され続け、ようやく夢にまで見た初めての本物雌穴にありついたシンデレラちんぽは、据え膳を掻っ喰らいながら早々に負け犬おもらしをするような代物ではなかった。
「あぁぁ゛ぁ゛ぁ゛……」
ゆっくりと、慣らし運転のように。緩やかなロングストロークで楓が覚えていくのは、自分が気持ちよくなれるところと、宜蘭の雑魚おまんこ調教用のツボ。
「楓っ、やめっ、まだイってり゛ゅ゛イ゛っ゛た゛、イ゛っ゛た、かりゃあ」
ダウン中に更なる追撃で屈服まで秒読みさせられている宜蘭が覚えていくのは、自分を気持ちよくしてくれる楓のおちんぽの形、硬さ、熱さ。
じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ
楓の腰使いが徐々に早く、深くなり、いよいよ宜蘭が完堕ちハメ乞いの言葉で寵愛を強請ろうかという頃、楓が繋がったまま腰の動きを止める。
「ねぇ、お姉さま。お姉さまは、どうしてこんなことを?」
楓の視線は、晴れた空のように澄んでいる。怒りや悲しみや快楽を伺わせない、空即是色を体現したような瞳に、宜蘭を映し出す。
「私、最初はお姉さまのこと、本当に信じてたんです。私がふたなりだからって怖がったり、揶揄ったり、虐めたりせず、私の話を聞いてくれた」
「ぇ……」
「だから、本当に家族みたいに、信じていいんだなって思ったんです」
「そんな。私は」
「お姉さま、やめませんか。今なら、まだ、まだ戻れますよね?ね?」
楓が半分引き攣ったように微笑む。
「私は、楓と、楓の、楓、に……」
宜蘭がうわ言のように呟く。その眼は楓を見ているようで、しかし理性はふたなりフェロモンで蕩かされたあとで、単におまんこしてくれる人の声がする方を見ているにすぎない。
「楓は、私の後輩で」
それでも、楓を助けたかったのは本当だった。楓と出会ってから日に日に自慰の回数が増えても。早鐘を打つ心臓の原因が楓にあると理解しても。楓の姿を見るたび、匂いを嗅ぐたび、声を聞くたび自分がおかしくなっていくのを感じても、後輩を助けたいその心に変わりはなかった。
「楓は、私の後輩だから。苦しいなら、助けてあげたいから」
「だから、楓のふたなりおちんぽが満足するまで、私の楓専用おまんこでイライラおちんぽゴシゴシして、気持ちよくどっぴゅんザーメンコキ捨てて?」
だから、これは楓のためで、私が淫乱なせいじゃない。そんな態度の透けて見える、形だけの誘い受けに。
「……違いますよね、お姉さま」
「え?」
楓は満足しなかった。
「ハメ乞いするなら、もう少しそれなりの言い方ってものがありませんか?」
ぱちり。
繋がったままだったふたなりちんぽが抜かれ、宜蘭のなだらかな腹の上に乗せられる。
「……え?」
今の今まで、慣らし運転の段階で宜蘭を啼かせていた楓のおちんぽの形と硬さと熱さを、今度はお腹の外から教え込まれる。下腹部からおへその上まで、宜蘭の愛液で楓のちんぽの形が転写される。
「私がハメてパコってびゅーびゅーしたいのを理解ってくれたのは嬉しいです。でも、お姉さまもそのために私の後ろで煽りオナニーするような」
楓のちんぽがさらに硬くなるのが下腹部の皮膚で感じられる。
「変態さんですよね?」
ふたなり女子がちんぽのイライラで低くなったとき特有の声で楓が囁くと、宜蘭の瞳孔が興奮でキュッと小さくなる。
「いいんですよ。私は変態で、淫乱で、えっちなことが大好きで、後輩を誘惑するようなお姉さまも大好きです」
外からお腹を圧迫される。
「だから、ちゃんとおねだりしましょう?」
ぷっくりしたカリ首の熱を子宮に移される。
「『私のイキたがり屈服済みおまんこをふたなりちんぽでコキ使って、お情けザーメンください』って。そしたら、お姉さまとたっぷり、ね?」
そんなメス殺しアピールをされてしまっては、精神に続き肉体まですっかり陥落済みの宜蘭が、到底耐えられるはずもなかった。
「わ、私の、イキたがり、屈服済みおまんこを、ご主人様の、ふたなりおちんぽでコキ使って、お情けザーメンで、たぷたぷに、して、くださいっ……!」
宜蘭が興奮で浅くなった呼吸を抑えながら、とろりとした瞳で楓がお願いした以上のハメ乞い口上を述べる。
「っはぁ……っ!なんで我慢してたんだろう……!」
ずちゅっ……!
これまで秘めていた嗜好にぴったり合致する、120点と花丸をつけられるような宜蘭のドスケベおねだりに辛抱たまらなくなった楓が、宜蘭の足を抱えたまま、のしかかるようにして挿入する。
「挿入って、きたぁ……!」
自らを後輩のザーメンタンクと宣言してまで待ち望んだ挿入に、宜蘭が感極まる。
ずっ……ずっ……ずっ……ずっ……
「んっ、やっ、ひゃっ、はうっ」
組み伏せた宜蘭の痴態を特等席で見る楓の目が、段々と据わっていく。
「お姉さまがこんな変態なら、もっと早く私の性処理をお願いしていればっ……!」
ずちっ……ずちっ……ずちゅっ……ずちゅっ……
「今からでもっ、遅くないかりゃ、私がっ、楓のっ」
「『ご主人様』じゃないんです?お姉さま?」
楓が意地悪く問いかけ、ふたなりちんぽで子宮の入口を、さっき知った宜蘭の弱点をくにくにと捏ねくり回す。
「ご主人様っ、ご主人様です!イく゛っ!イ゛きましたっ」
「先輩、聞いてもないのに弱いところの答え合わせをしてくれるなんて、とってもご主人様思いなんですね」
「らめっ、そこっ、イ゛きゅっ!よわい゛っ゛、よわい゛から゛ぁ゛っ゛!」
「お姉さまのそういう優しいところ、大好きです」
楓はそう言って宜蘭のくびれた腰を両手で支えるように掴む。
「だから私も優しく、そこ以外のところをいじめますね?」
そしてそのまま、大型オナホールを使うように、小柄ながらも体重をかけた、長いストロークのピストンを打ち込む。
ぱちゅんっ!ぱちゅんっ!ぱちゅんっ!ぱちゅんっ!
宜蘭のおまんこからちんぽが飛び出してしまいそうな程に腰が引かれ、宜蘭の内臓を潰してしまいそうなほどにちんぽが打ち込まれるその過程で、カリ高ふたなりちんぽが内側から宜蘭のクリトリスを圧迫し責め苛む。
「ら゛め゛っ、そこも゛っ゛、ら゛め゛っ!イ゛く゛っ!イ゛き゛っ゛!」
ここもやはり宜蘭の弱点。楓は抽送を止めずに右手を宜蘭の後頭部に回し、唇を貪る。
「ん、じゅる……」
「んむ、ん゛っ、んっぢゅ……」
楓の舌が宜蘭の口内を蹂躙する。宜蘭もご主人様に気持ちよくなってほしい一心で舌を絡め返すが、舌は快感のせいでうまく動かず、為されるがままになっている。それがなんとも言えず可愛くて、可哀想で、楓の射精感をぐんっと高める。
「ぷはぁっ、お姉さまっ、お姉さまっ、好きっ、大好き!出るから、締めて……っ!」
楓の自分勝手な要求が無くとも、宜蘭は屈服宣言の後からイきっぱなしで、楓のふたなりちんぽからお情けをびゅーびゅーしてもらうため、もはやいじましいと言えるレベルで締め付けている。ただ、お姉さまはこうして、愛を囁きながらモノ扱いすれば悦ぶ。楓のふたなりとしての天性の感覚が、フェロモンで原形を残さず蕩かされた宜蘭の思考を読み取った。
「はひっ、私のご主人様っ、専用おまんこに、どうそ射精してくだしゃひっ、イくっ、イく゛っ、イ゛く゛っ!」
宜蘭の深い絶頂に合わせて楓のふたなりちんぽが締め付けられ、子宮の中に噴水じみて吹き出さんばかりの勢いの量の精液を注ぎ込む。
びゅっ、どびゅっ、びゅーっ、どぷっ、どぷぷ、とぷっ……
それは輸精管を駆け抜ける感触で、あるいは体内に突き刺さるふたなりちんぽの脈動で。見ずとも分かるほどに間断無く連なった、指でつまめるどころか口で啜れるほど固さに煮詰められた、ゼリー状の精液。
ずちゅ、ずっずっ、ずぬぬぬ……
射精が一段落すると、楓は腰を軽く引き、宜蘭のGスポット周辺を射精直後の敏感な亀頭で擦り、また深くふたなりちんぽを押し込む。
「イ゛っ、イ゛っ……」
宜蘭がハスキーというのももはや烏滸がましい、カエルの潰れたような声で啼き、足を震わせ、反射のように膣内でふたなりちんぽを締め上げると、精液の最後の一滴が搾り出される。
意識せず、本能に従って一つまみの精液すら余さず宜蘭の胎内に射精した楓は、情けなく体を震わせる宜蘭を見下ろしながらふたなりちんぽを抜き取ると、初めて宜蘭の家を訪れたときとは比べ物にならないほど淫猥に嗤う。
「ふふっ、お姉さまのおまんこ、とっても気持ちよかったです」
「これからも、いっぱいお姉さまの大好きなえっちなことしましょうね?」
セックスの快楽、ご主人様が満足したことへの幸福、次のセックスへの期待で、宜蘭の頭が満たされ、そのまま意識がゆっくり沈んでいく。
これが、三ッ星宜蘭と陽明楓、「お姉さま」とその後輩という関係の、おしまいの記念日。